登山情報

日光白根山

◆日光白根山の概要

日光白根山(2578m)は、栃木県日光市と群馬県利根郡片品村の境界にある標高2,578mの山。 日光火山群の北西端にある活火山で日本百名山」のひとつです。日光白根山ロープウェイを使えば、いっきに標高2000mまで登ることがができ、手軽にアプローチできます。また、整備の行き届いた登山道により、5~6時間で往復することが可能なため、登山のベテランだけでなく、初級者でも、ファミリーでも、安心して楽しむことができる山になっています。
日光白根山の登山コースはいくつかあり、菅沼からのコース、金精峠からのコース、そしてロープウェイを利用してのコース。ロープウェイ山頂駅からの山頂往復だけなら約4時間となっているが、時間に余裕があれば、五色沼や弥陀ヶ池などを周遊するコースを取るのも選択肢です。道標がしっかりしているので道に迷う心配はないのですが、標高の高い独立峰だけに、風や雷、ガスなどには注意が必要となります。手軽に登れるといっても標高2000mを越える山なのでしっかりした装備を整えてください。

◆登山コース

【周回コース】

  • コースタイム:約5時間
  • 標高差:578m(山頂駅〜日光白根山)

山頂駅〜七色平避難小屋〜山頂〜五色沼避難小屋〜五色沼〜七色平〜山頂駅

丸沼高原スキー場のロープウェイを使い、一気に標高2000mの山頂駅に着くと目の前に日光白根山の山容が市一望できます。二荒山神社の鳥居に参拝し、防鹿柵の扉を開閉し出発です。シラビソなどの針葉樹林帯を進むと、血の池地獄の分岐にで、ここから急登が始まり、ひと汗かくころ大日如来像を過ぎると山腹を巻くような登山道が急になり、森林限界をこえれば、一気に展望が開けお花畑になります。ここから、ガレた急登が続き左手に奥白根神社の祠が見えると山頂までもう少し。山頂からは360度の大展望が楽しめます。帰路は、五色沼方面に降ります。
ロープウェイ山頂駅付近には、本格的な登山をしない人でも楽しめる施設や散策コースも充実しているのと、標高2,000mに位置し、日光白根山を仰ぎ見ながら利用できる「天空の足湯」があるので下山後に利用するのも楽しみのひとつになります。

関連記事