登山情報

上州武尊山

◆上州武尊山の概要

日本百名山の上州武尊山(2158m)は沖武尊とも呼ばれ、新・花の百名山にも選定されている自然豊かな山です。武尊山は前武尊(まえほたか)、剣ガ峰、家ノ串、中ノ岳、沖武尊(おきほたか)(主峰)、剣ガ峰山(西武尊)、獅子ガ鼻山と2000m級の山が連なり、これらは南面を開けて馬蹄形に連なります。上越線の車窓から、また関越道下り線で沼田ICに近づいてくると見えてきます。
山名の由来は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)東征の故事によるものとされています。
みなかみ町武尊神社、川場温泉、川場野営場、武尊牧場キャンプ場等から中級者~上級者まで楽しめる多彩な登山コースがあります。
山頂からの眺望は、360度のパノラマが広がり谷川連峰をはじめとして尾瀬ヶ原や日光白根山等を望むことが出来ます。

◆登山コース

武尊神社コース

  • コースタイム:約7時間半
  • 標高差:1058m(武尊神社〜武尊山)

武尊神社〜剣ヶ峰分岐〜手小屋沢避難小屋〜武尊山〜剣ヶ峰山〜武尊神社

裏見の滝駐車場から進むとすぐに武尊神社。ここからしばらく林道歩きになります。ほぼ、1時間ぐらいで剣ヶ峰の分岐に出るとここからは本格的な登山道になります。カラマツ林のふかふかの登山道は気持ち良く沢を何度か越えるとブナ林になり、休憩には好適地。だんだん登りが急になり、ひと頑張りすれば須原尾根に出ます。手小屋沢避難小屋を眼下に見て進むと、やがて針葉樹林帯になり、鎖や梯子のかかった岩場を登ると、前方に山頂が見えてきます。森林限界を越え、灌木帯のハイマツの中を進み、シャクナゲの群生地を過ぎると、そこは山頂です。

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