登山情報

尾瀬沼

◆尾瀬沼の概要

会津と上州を結ぶ交易路として古くから歩かれた道「会津沼山街道」の歴史を感じながら歩くクラッシックルート。沼を吹き抜ける心地よい風の中、正面には長い裾野を引いた「燧ケ岳」と光を反射してキラキラと輝く静寂な「尾瀬沼」。
尾瀬沼は標高1660mに位置し、水深は10mほど。東西2km,南北1.2km周囲は6km。湖畔周辺には季節ごとの花の群落が美しい「大江湿原」や、多くの伝説を残している「尾瀬中納言」ゆかりの3本のカラマツが立つ塚、昔ながらの山小屋の趣を残す由緒ある歴史ある山小屋「長蔵小屋」など見所もりだくさん。

◆トレッキングコース

【尾瀬沼散策コース】大清水〜尾瀬沼

  • コースタイム:6時間(往復)

大清水〜一ノ瀬〜三平峠〜尾瀬沼VC
(往復14km)
大清水〜一ノ瀬間はバス利用(低公害車営業期間中に限る)も可
大清水にある「大清水湿原」では車から降りて徒歩すぐに散策ができます。また、ワイド木道になっている為、車椅子の方でも気軽に散策していただけます。ミズバショウやニッコウキスゲが楽しめます。

大清水を出発し、一ノ瀬までの3.4kmは緩やかに上る林道を歩きます。(大清水〜一ノ瀬間は低公害車営業期間中に限りバス利用も可)一ノ瀬を過ぎると本格的な上りになってきます。途中「岩清水」と呼ばれる水場があり昔から三平峠越えの人々も喉を潤してきました。ここをすぎるといよいよ「十二曲がり」とも呼ばれる急登を登り高度を稼いでいきます。針葉樹林の中の三平峠では見晴らしはきかないが、尾瀬沼を見ながら三平下まで下りることができます。

【尾瀬沼周辺見どころ】

  • 尾瀬沼ビジターセンター
  • 尾瀬沼に映る「逆さ燧」
  • 尾瀬の歴史とともに歩んだ「旧長蔵小屋」
  • 大江湿原(ビジターセンターから20分):ニッコウキスゲの大群生

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